感じたことを表現する英語表現について解説します。
五感を表す動詞
五感を表す動詞は主に次の五つです。
look | 視覚 |
sound | 聴覚 |
smell | 嗅覚 |
taste | 味覚 |
feel | 触覚、または感じていること |
五感の動詞 + 形容詞
It tastes good.
これおいしい
上の例文を一つ覚えておけば、置き換えによって様々な状況に対応できます。
基本の文法は
主語 + 五感の動詞 + 形容詞
視覚から得た情報について話すときは、lookを使います。
いい感じだね

洋服を試着しているときなどに使えるね。
人から話を聞いて、それについて感想を言うときなどにはsoundを使います。
君の上司はかしこそうだね。
五感の動詞 + 名詞
名詞を使う場合はlikeを使います。
チキンのような味がする。
オレンジのにおいがする。
「~に似ている」というときはlook likeが使えます。
彼女は母親に似ている。
五感の動詞の疑問文
What does it feel like?
疑問詞にWhatを使う場合は、likeをつけます。
Howで始まる場合は必要ありません。
五感の動詞 + 動詞
「あなたは泣いているように見える」は英語で何というでしょうか?
cryは動詞なので、ingをつけて動名詞にして
You look like crying.としがちですが、
実はこの英語は間違いです。
動詞を使う場合は
となります。
なぜYou look like crying.がいけないかというと、
五感の動詞の後ろに動詞をつなげる場合は、時世を含める必要があるからです。
You look like you`re crying.
泣いているように見える
You look like you`re going to cry
泣きそうに見える
You look like you`ve been crying.
さっきまで泣いていたように見える
五感の動詞を使うときは、文をつなげて時世を含めるようにしましょう。
五感の動詞の例外
feelは他とは少し違った特徴があります。
「~な気分」という使い方をする場合、例外的な文章が組み立てられます。
feel like の後ろにing形をつなげてOKです。
出かけたい気分だ。
feel like は日常生活でよく使う場面がある表現です。
What do you feel like eating?と聞かれたとき、
寿司の気分だね。
と答えることができます。
私ばかみたい

後悔しているときなどに使えるフレーズ。映画などでよく聞くよ!
五感の動詞まとめ
- It tastes good.
基本のフレーズを覚えて、置き換えて考えよう - 名詞を使う場合はlikeをつける
- 疑問文Whatの文にはlikeをつける。
- 動詞を使う場合は時世を含めた分をつなげる。
- feel likeは例外的な使い方ができる。
参考動画
今回の記事はこちらの動画を参考に書かせていただきました。
ニック先生の動画は他にも為になる動画がたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください!
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