【初心者英語講座】Vol.10 五感を表す動詞

【初心者英語講座】Vol.10 五感を表す動詞


感じたことを表現する英語表現について解説します。

五感を表す動詞

五感を表す動詞は主に次の五つです。

look視覚
sound聴覚
smell嗅覚
taste味覚
feel触覚、または感じていること

五感の動詞 + 形容詞

It tastes good.
これおいしい

上の例文を一つ覚えておけば、置き換えによって様々な状況に対応できます。

基本の文法は

主語 + 五感の動詞 + 形容詞

視覚から得た情報について話すときは、lookを使います。

It looks good.
いい感じだね
samo-kun

洋服を試着しているときなどに使えるね。

人から話を聞いて、それについて感想を言うときなどにはsoundを使います。

Your boss sounds smart.
君の上司はかしこそうだね。

五感の動詞 + 名詞

名詞を使う場合はlikeを使います。

主語 + 五感の動詞 + like + 名詞
It tastes like chicken.
チキンのような味がする。
It smells like orange.
オレンジのにおいがする。

「~に似ている」というときはlook likeが使えます。

She looks like her mother.
彼女は母親に似ている。

五感の動詞の疑問文

How does it feel?
What does it feel like?

疑問詞にWhatを使う場合は、likeをつけます。

Howで始まる場合は必要ありません。

五感の動詞 + 動詞

「あなたは泣いているように見える」は英語で何というでしょうか?

cryは動詞なので、ingをつけて動名詞にして
You look like crying.としがちですが、

実はこの英語は間違いです。

動詞を使う場合は

主語 + 五感の動詞 + like + 文

となります。

なぜYou look like crying.がいけないかというと、

五感の動詞の後ろに動詞をつなげる場合は、時世を含める必要があるからです。

現在形
You look like you`re crying.
泣いているように見える
未来系
You look like you`re going to cry
泣きそうに見える
過去形
You look like you`ve been crying.
さっきまで泣いていたように見える

五感の動詞を使うときは、文をつなげて時世を含めるようにしましょう。

五感の動詞の例外

feelは他とは少し違った特徴があります。

「~な気分」という使い方をする場合、例外的な文章が組み立てられます。
feel like の後ろにing形をつなげてOKです。

I feel like going out.
出かけたい気分だ。

feel like は日常生活でよく使う場面がある表現です。

What do you feel like eating?と聞かれたとき、

I feel like sushi.
寿司の気分だね。

と答えることができます。

I feel like an idiot.
私ばかみたい
samo-kun

後悔しているときなどに使えるフレーズ。映画などでよく聞くよ!

五感の動詞まとめ

  • It tastes good.
    基本のフレーズを覚えて、置き換えて考えよう
  • 名詞を使う場合はlikeをつける
  • 疑問文Whatの文にはlikeをつける。
  • 動詞を使う場合は時世を含めた分をつなげる。
  • feel likeは例外的な使い方ができる。

参考動画

今回の記事はこちらの動画を参考に書かせていただきました。
ニック先生の動画は他にも為になる動画がたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください!


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