動名詞について解説します。
動詞の後ろにingをつけることで、名詞として扱うことができるようになります。
これを動名詞といいます。
名詞に変換する
動詞を名詞に
I miss ~という表現を例に説明します。
I miss my home town.
故郷が恋しい
この分の構成上missの後には名詞が続かなければいけません。
「家族と暮らしていたころが恋しいな」と言いたい場合、
「家族と暮らす」は live with my familyですが、liveは動詞なので、missの後ろには置けません。
なので、liveを動名詞に変換してlivingにします。
I miss living with my family.
が正しい英語になります。
形容詞を名詞に
また形容詞は、beingをつけることで、名詞に変換できます。
「忙しくなかったころが恋しい」という場合、
I miss not being busy.
となります。
主語+動名詞
主語の後ろに動名詞を続けることで、そのひとの行動を名詞として扱うことができます。
I miss her being kind.
彼女が優しかったのが恋しい。
her being kind という文全体が「彼女が優しかったこと」という名詞になります。
I miss them living in Japan.
彼らが日本に住んでいたころが懐かしい。
I miss they living in Japan.
と言ってしまいがちですが、正しくはthemになります。
主語として使われますが、形は目的語系のme,him,her,themなどがが使われるので、注意しましょう。
動名詞に時世は関係ない
動名詞を使う場合、時世や3人称のsなど細かいルールは無視することができます。
A
I miss living there.
そこでの生活が恋しい。
B
I`m looking forward to living there.
そこでの生活が楽しみ
上のA、Bの文はそれぞれ、Aは過去について、Bは未来について話していますが、
同じように living there でOKです。
ing形になるので、三人称のsなども考える必要がありません。

シンプルで使いやすいね!
主語として使える
動名詞は主語として使うこともできます。
Them not coming is a problem.
彼らが来ないのは問題です。
Them not comingが主語になります。

theyではなくthemだよ!形に注意しよう!
Me firing you was right.
私があなたを解雇したのは正しかった。

Meから始まる文だと違和感あるなぁ
不思議に思われるかもしれませんが、
ネイティブの会話でもよく使われている表現なので、
映画などを見るときなど意識して見てみましょう!
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