【初心者英語講座】Vol.8 動名詞とは?

【初心者英語講座】Vol.8 動名詞とは?

動名詞について解説します。

動詞の後ろにingをつけることで、名詞として扱うことができるようになります。
これを動名詞といいます。

名詞に変換する

動詞を名詞に

I miss ~という表現を例に説明します。

I miss my home town.
故郷が恋しい

この分の構成上missの後には名詞が続かなければいけません。
「家族と暮らしていたころが恋しいな」と言いたい場合、

「家族と暮らす」は live with my familyですが、liveは動詞なので、missの後ろには置けません。

なので、liveを動名詞に変換してlivingにします。

I miss living with my family.

が正しい英語になります。

形容詞を名詞に

また形容詞は、beingをつけることで、名詞に変換できます。

「忙しくなかったころが恋しい」という場合、

I miss not being busy.

となります。

主語+動名詞

主語の後ろに動名詞を続けることで、そのひとの行動を名詞として扱うことができます。

I miss her being kind.
彼女が優しかったのが恋しい。

her being kind という文全体が「彼女が優しかったこと」という名詞になります。

I miss them living in Japan.
彼らが日本に住んでいたころが懐かしい。

I miss they living in Japan.
と言ってしまいがちですが、正しくはthemになります。

主語として使われますが、形は目的語系のme,him,her,themなどがが使われるので、注意しましょう。

動名詞に時世は関係ない

動名詞を使う場合、時世や3人称のsなど細かいルールは無視することができます。

A
I miss living there.
そこでの生活が恋しい。

 

B
I`m looking forward to living there.
そこでの生活が楽しみ

上のA、Bの文はそれぞれ、Aは過去について、Bは未来について話していますが、
同じように living there でOKです。

ing形になるので、三人称のsなども考える必要がありません。

samo-kun

シンプルで使いやすいね!

主語として使える

動名詞は主語として使うこともできます。

Them not coming is a problem.
彼らが来ないのは問題です。

Them not comingが主語になります。

samo-kun

theyではなくthemだよ!形に注意しよう!

Me firing you was right.
私があなたを解雇したのは正しかった。

samo-kun

Meから始まる文だと違和感あるなぁ

不思議に思われるかもしれませんが、
ネイティブの会話でもよく使われている表現なので、
映画などを見るときなど意識して見てみましょう!

次の記事>>【初心者英語講座】Vol.9 WH名詞節で語彙力がなくても話せる
前の記事>>【初心者英語講座】Vol.7 使役動詞 ~させる ~してもらう

初心者英語講座カテゴリの最新記事