【初心者英語講座】Vol1.名詞の変化をマスターしよう

【初心者英語講座】Vol1.名詞の変化をマスターしよう

英語の名詞は数えられる名詞と、数えられない名詞に分けられ、それぞれ状況に合わせて変化します。
変化のポイントを見ていきましょう。

数えられる名詞(可算名詞)

明確に数を数えられる名詞。単数形と複数形がある。
pen, appleなど

単数

I have a pen and an apple.
ペンとリンゴを持っています。

単数形には「ひとつの」を表すaが、名詞が母音で始まる場合はanが付きます。

複数

I stab three pineapples with these pens.
私はこれらのペンで3つのパイナップルを刺します。

複数形の場合は名詞が変化します。後ろにsが付くことが多いです。

単数 man ←→ 複数 men
のように特殊な変化をする名詞もあります。

数えられない名詞(不可算名詞)

明確な形を持たない名詞
water, loveなど

My mother brought two cups of tea.
母はお茶を2杯持ってきた。

液体であるteaは数えられませんが、カップに入れることで数えることができます。
この場合、数えられる名詞のcupにはsが付きますが、teaにはつきません。

ちなみに英語では、bread(パン)は様々な形があるため、数えられない名詞とされています。
I have two pieces of bread.
× I have two breads.

名詞のその他の変化

たくさんあるとき

可算名詞
I have many pens.
不可算名詞
I have much money.
可算名詞
I have a lot of pens.
不可算名詞
I have a lot of water.

数えられる名詞ではmanyを
数えられない名詞ではmuchを使います。

a lot of はどちらにも使えます。

少しだけあるとき

可算名詞
I have a few pens.
I have some pens.
私はいくつかのペンを持っている
不可算名詞
I have a little money.
I have some money.
私はいくらかのお金を持っている

数えられる名詞では a few を
数えられない名詞では a little を使います。
someはどちらにも使えます

I have little money.
私はお金がほとんどない。

aをなくすと「ほとんどない」と少なさを強調した意味になります。
文の構成としては肯定文ですが、日本語に訳すと否定文になります。

可算名詞の場合はsomeを使ったほうがより自然です。

Is there any salt in the coffee?
コーヒーに塩は入っていますか?

疑問文ではsomeの代わりにanyを使ったほうがより自然です。

全くないとき

可算名詞
I have no pens.
私はペンを持っていない
不可算名詞
I have no money.
私はお金を全く持っていない

「まったくない」場合はnoを使います。


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